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桐蔭学園中等教育学校

桐蔭学園は2014年に創立50周年を迎えた。
「次の50年」を見据えて策定した教育ビジョンが「自ら考え判断し行動できる子どもたち」。
一人ひとりが変化の激しい社会にしっかりと適応し、地に足をつけ、自らの人生を切り拓いていけるための自立的学習能力を育てるというビジョンだ。

https://toin.ac.jp/ses/

学校概要

校長:玉田裕之先生  創立:1964年 宗教:なし 生徒数:1599名 (男子1039名 女子 560名) 教職員:名 制服:あり 給食:なし(食堂あり) スクールバス:なし 敷地面積:34万4270㎡ 校庭:人工芝ほか 図書館の蔵書約:5万冊以上 土曜日:あり

志願者数、倍率、学費

2023年度第1回入試の受験者数は、男子4科(午前)87名 2科(午後)299名で合格者は4科が30名、2科が128名。倍率は4科が2.9倍2科が2.3倍。は女子の受験者数は4科が54名、2科が148名で合格者は4科が33名、2科が84名で倍率は4科が1.6倍、2科が1.76倍。探究型(みらとび)は男子受験者数14名女子14名、合格者は男子10名、女子12名で倍率は、男子1.16、女子1.17でした。
第2回の男子の受験者数は2科(国語、算数)188名、グローバル入試37名で合格者数は2科(国語、算数)81名、グローバル入試21名、倍率は2科(国語、算数)が2.3倍、グローバル入試が1.76倍。女子の受験者数は、 2科(国語、算数)85名、グローバル入試32名で合格者数は2科(国語、算数)54名、グローバル入試21名。倍率は2科(国語、算数)が1.57倍、グローバル入試が1.52倍。
第3回の受験者数は男子は4科が90名で2科(国語、算数)が39名。合格者数は4科が17名、2科(国語、算数)が9名。倍率は4科が5.29倍、2科(国語、算数)が4.3倍4.0倍。 第3回の受験者数は女子は4科が36名で2科(国語、算数)が25名。合格者数は4科が13名、2科(国語、算数)が9名。倍率は4科が2.77倍、2科(国語、算数)が2.78倍倍。 帰国生入試の受験者数は男子が40名で女子は22名で合格者数は男子が24名、女子は18名で倍率は男子が1.67倍、女子は1.23倍。
全体では受験者数は1,148名、合格者は522名でした。初年度の学費は1,430,910円(入学金240,000円)次年度以降883,910円 ※年度によって変更の場合あり。

大学合格実績

桐蔭学園中等教育学校では、生徒は自身の志望に応じる形で5年次から文系・理系に分かれ、さらに6年では国公立文系・国公立理系のいずれかの授業パターンで学習している。選択科目ごとの習熟度別授業でそれぞれの志望に合わせた細かな指導を受けることができ、成果をあげている。

大学進学実績はこちらのhpで参照できる

学力の氷山モデル

桐蔭学園では2015年4月にアクティブラーニング型授業を導入し、生徒たちが主体的に取り組むための「推進力」についての考えを日々更新をしてきいて、この教育改革の過程で、生徒が「自ら学びに向かう力」こそが最も重要であるという考えに至り、桐蔭学園中等教育学校の新しい教育は、この「学力の氷山モデル」に基づいた学力観を土台としている。

「見えにくい学力」そして「学びに向かう力」へ

この図は、桐蔭学園の学力観を示したモデルである。氷山の水面上に出ている部分がペーパーテストでも測れる「知識・技能」を示している。

ここが注目

アクティブラーニング型授業とは

知識基盤社会に対応するためには、知識・技能のみならず思考力・判断力・表現力、そして主体性・多様性・協働性という学力の三要素と、自分を客観的に観察する力をバランス良く伸ばしていく必要があるという。

桐蔭学園 中等教育学校 では2015年度からアクティブラーニング型授業を取り入れている。新しい中等教育学校ではこれをさらに進化させている。確かな知識を身につけつつ、「深い学び」を促すための工夫―小テストを用いたこまめな知識確認やペアワーク・グループワーク・プレゼンテーション、ふり返り、学習単元における本質を生徒・教員が共有するためのシラバスなどを活用して、バランスの良い学力を育てている。

「個⇒協働⇒個」で学びを深める

「わかったつもり」から「わかった」へ

桐蔭学園 中等教育学校 では、2015年度から「アクティブラーニング型授業」を導入している。桐蔭学園のアクティブラーニング型授業の標準的な流れは以下のような流れになっている。

1「個」
授業の冒頭に「本時の目標」を確認し、「今日の授業では何を学ぶのか」を明確にする。また、小テストなどを用いて基礎知識などの習得を確認する。この一連の学習は「個」を中心とした動きである。

2「協働」
授業の中盤では、知識を活用してペアワークやグループワークを行う時間帯があり、他者の意見や考え方に触れることにより、自分の意見との共通点や相違点などに気付くことができるほか、グループ内の生徒たちの力でより高次な学びに達することもある。この一連の学習は「協働」を中心とした学習である。

3「個」
授業の最後には「ふり返り」を行う。授業の冒頭に掲げられた「本時の目標」が、授業を通して定着したかどうかを自分でふり返り、また、他者の意見などで自分の考えがどのように変化したのかを記録をする。この「ふり返り」により「個」を中心とした学びにおとし込めるという。

学びのツール

ふり返りシート

授業を受けて知識や新たな理解を身につけたら,それらを自分の言葉でアウトプットすることが大切だという。そこで桐蔭学園 中等教育学校 では「ふり返りシート」という、どの科目にも使える汎用のシートを活用している。このくらいだったら書いてみようという気になる小さな用紙になっている。
使い方は、授業の最後にキーワードなどを「今回のポイント欄」に書き,これをもとにペアで1分間ずつ授業のポイントを発表し合うというもの。ある単語を知っていても,それがどういったことなのかを自分の言葉で短く説明するのはなかなか難しいもので、ノートとは別に、授業のまとめをメモ書きすることによって要点をつかみ、説明してみるというトレーニングに活用をしている。

未来への扉とは

自ら学び続ける力を身につける

 桐蔭学園中等教育学校では、1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業がある。この授業では、情報の集め方、情報の整理の仕方、プレゼンテーション資料の作り方といった基礎的なスキルから、さまざまな角度からの分析の仕方、問題解決の方法など一生涯使える力を身につける。

探究のプロセス

学びのサイクルで自らを更新する

探究のプロセスは、【課題の設定】【情報収集】【整理・分析】【まとめ・発表】という4つの活動を繰り返し行っていくものである。このプロセスは、一方通行ではなく、行ったり来たりしながらスパイラル的に進めて行く。

15歳のグローバルチャレンジ

桐蔭学園 中等教育学校 では、3年次の探究の授業で、全生徒が「15歳のグローバルチャレンジ」に取り組んでいる。この授業では1・2年次に学んだ知識やスキルを生かしてグローバルな課題の解決にチャレンジをしている。

多角的な分析力や世界情勢に関しての深い知識、明晰な主張をする力、そして他者を認め、他者とともに問題解決を図る力を育てている。

15歳のグローバルチャレンジとは

日本を離れ、他国の立場で世界の諸問題に立ち向かう

「15歳のグローバルチャレンジ」とは、世界の様々な国の立場から、より良い世界を作るために世界が団結して取り組むことを考えるという授業。

まず、自分が割り当てられた国の地理的な特徴、文化や歴史などを調べて理解を深め、少しずつ担当国の「国民」に変身をしている。

そのうえで、その国が抱える政治的な問題、国内、国外の諸問題を調べていく。自国が困っている問題を解決するためには、どのような国と協力する必要があるのか、どうして問題解決が進まないのかを深く考え、年度末の「模擬国連会議」につなげていく授業である。そして、この「模擬国連会議」で与えられた問題の「全会一致の決議」を目指している。

模擬国連会議とは

日本を離れ、他国の立場で世界の諸問題に立ち向かう

模擬国連会議では、参加者一人一人が国連に派遣された一国の政府代表・全権大使となりきって議論を行う。

議題は「ジェンダー平等」「サイバー空間の安全保障」「国際移住と開発」「食糧安全保障」など多岐にわたっている。

各国の大使は自国の国益を守りつつ、より良い世界の実現を目指して議論をしている。

会議を通して、今までとは違った視点から物事を考える柔軟性や、ものごとの分析力や論理的思考力、交渉力、英語力の向上も期待できるという。

グローバル教育

海外語学研修(3年次・全員参加)

2019年度入学の生徒から、3年次の春休みに全員参加で海外語学研修を予定している。語学学校のドミドリーで生活し、英語の学習をはじめ、海外の文化に触れる機会を得ることが出来る。英会話は現地の講師とのマンツーマン授業を中心に、さまざまなアクティビティを織り交ぜた多彩なプログラムを準備している。海外生活という実地経験を得ることが自信につながり、英語学習の充実はもとよりグローバルな視点を持つ大人への成長が期待される。

英語村

校内の「異国」で英語に親しむ

「桐蔭英語村」は創立50周年を機に開設された。あらゆる分野でグローバル化の進む今日、英語はこれまで以上に世界語としての役割を強めている。このような世界情勢の中にあって、幼稚園から大学院まで の全桐蔭学園生が楽しく、そして自然に英語を使う場として、桐蔭英語村はさまざまなアクティビティーを提供している。また、ハロウィンやクリスマスにはパーティーが開かれ、華やかな雰囲気の中で生徒たちは異国の文化を楽しんでいる。

語学研修

ブリティッシュヒルズ語学研修

ブリティッシュ・ヒルズは福島県の標高1000メートルの羽鳥湖高原にある英国文化の学習施設。中世のマナーハウス(領主の館)を中心とした街並みを忠実に再現した「パスポートのいらない英国」。アクティビティでは、学校で習った英語を使ってネイティブの人たちと一緒にさまざまな活動に取り組んでいる。自分の話した英語が通じた!と感じることがさらなる英語学習のモチベーションにつながっている。

部活動

桐蔭学園での部活動は、アフタースクール(放課後のさまざまな活動の総称)を構成する重要な一つです。学校という場でしか得られない、一生涯続く貴重な友情を育む、最も適切な場が部活動です。また、同時に「知・徳・体」の高度にバランスのとれた人格を形成する場でもあります。90%を超える生徒が部活動に所属している。

文化部

運動部

桐蔭学園中等教育での部活動は、HPより参照 できる

制服

女子制服

冬スタイル
紺のスーツスタイル。
上着とスカート・スラックスは、ご家庭でも洗える素材となっており、撥水生地や伸びる裏地等、高機能素材にもこだわっている。

夏スタイル
スカートは涼しげなグレー地に冬スカート同様ヒダに隠れたピンクのストライプがポイント。

オプションスカート
スコットランドの大手タータンチェックメーカーであるロキャロン社がデザインした柄を採用。
こちらのスカートは通年素材となっている為、一年中着用する事が出来る。

男子制服

冬スタイル
紺のブレザースタイルで本校オリジナルの金ボタンが特徴。
ブレザーとスラックスは、家庭でも洗える素材となっている。

アクセス

住所〒225-8502 横浜市青葉区鉄町1614番地 ℡(045)97-1411

東急田園都市線青葉台駅より 「桐蔭学園前ゆき」→終点(15分) 「市が尾駅ゆき」→桐蔭学園前下車(15分)
東急田園都市線市が尾駅より 「桐蔭学園前ゆき」→終点(10分) 「青葉台駅ゆき」→桐蔭学園前下車(10分) 「柿生駅北口ゆき」→桐蔭学園入口下車(10分)
小田急線柿生駅より 「桐蔭学園ゆき」→終点(15分) 「市が尾駅ゆき」→桐蔭学園入口下車(15分 ※バス停「桐蔭学園()」は、学園キャンパス内のバスロータリーのことです。(坂の上までバスで行けます) ※バス停「桐蔭学園入口」は、坂の下で下車となり、キャンパスまで坂を上る必要があります。

学校説明会

オープンスクール【要予約】
2024年5月11日(土)09:30~11:30

学校説明会【要予約】予約は1ヶ月前から
2024年05月28日(火)10:00~11:30
【6年生保護者対象】
2024年06月07日(金)10:00~11:30
【6年生保護者対象】
2024年06月15日(土)14:30~15:40
【5・6年生保護者対象】
2024年07月20日(土)14:30~15:40

※予約はこちらから

鸞鳳祭(文化祭)

「一般公開」 申込不要
2024年09月22日(土)09:00~15:00
2024年09月23日(日)09:00~15:00

2023鸞鳳祭(文化祭)ギャラリー

2023年9月23日(土)24日(日)に開催された2023鸞鳳祭(文化祭)の画像を紹介します。

今年は、コロナかからの全面解禁の文化祭ということで、イベント、展示、ゲーム、演劇、
シンフォニーホールでの音楽等パフォーマンス団体の発表も行なわれました。
受験相談コーナー開設も開設して多くの相談者さんが訪れました。やはり受験生にとつて
文化祭は学校を知る絶好の機会になっている様でした。

受付入口

シンデレラ階段

生物部の企画のようす

色々なピタゴラスイッチ(電気工作部)

グローバルラウンジのようす

書道の展示、指導

ゲーム ヨーヨーすくい(3年生のクラス企画)

学校説明会

学校説明会 (全学年対象) 要事前予約
2023年10月07日(土)14:30~15:30

学校説明会 (6年生保護者対象)要事前予約
2023年10月24日(火)10:00~11:30

学校説明会 (6年生保護者対象) 要事前予約
2023年11月10日(金)10:00~11:30

入試体験会・入試説明会


入試体験会(6年生児童)入試説明会(体験6年生保護者) 要事前予約
2023年12月16日(土)

※説明会・イベント等状況により変更になる場合があるので事前にhpで確認をしてください。

  • この記事を書いた人

Tsuneo Suzuki

学校を中心に交通広告、 メディア制作に携わる。 学校の取材、制作や学校ステーション(WEBサイト)の記事の取材、編集を担当。

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