世の中のどんな場面においても思いやりの心を持ち、人のために進んで動くことのできる「次世代のリーダー」として活躍できる人間を育成。それが桐光の教育の目的。必要なことは、考える力と行動する力、それらを根底から支える"自立の心"を育むこと。
学校概要
校長:岡村 薫先生 創立:1972年 宗教:なし 生徒数:2,516名(男子:1,503名、女子:1,013名)、 教職員:名 制服:あり 給食:食堂あり(弁当)スクールバス:あり 校庭:人工芝 図書館の蔵書約:56,000冊 土曜日:あり
志願者数、倍率、学費
中学校
2023年度、男子の入試の志願者数975名で受験者数は737名、合格者は273名で、倍率は2.7倍。女子の志願者数は479名で受験者数は353名、合格者数は180名、倍率は2.0倍でした。
初年度の学費は、男子約1,194,000円(入学金220,000円)、女子約1,231,000(入学金220,000円)次年度、男女共約757,000円 ※年度によって変わります。
高等学校
2023年度、男子の入試の志願者数500名で受験者数は452名、合格者は381名で、倍率は1.18倍。女子の志願者数は265名で受験者数は250名、合格者数は209名、倍率は1.19倍でした。
初年度の学費は、約1,463,000円(入学金220,000円)、女子約1,500,000(入学金220,000円)次年度、約710,000円 ※年度によって変わります。
進路指導
成長の段階に合わせて、きめ細かな指導を行い、 生徒が描く理想の将来へと導いている。
学年ごとの進路指導
桐光学園では、中高6年間を一つのくくりとしてとらえ、学年ごとに指導テーマを設定していて、そのテーマに基づいたさまざまな活動を通して、生徒が着実にステップアップできる進路指導を行っている。
中学1年
新しい環境の中では、まず『人間関係』を築くことが大切で、生徒一人ひとりが安定した日常を確立できるよう、学校長による道徳の授業や各種行事を通して、周囲と自分との『関係性』についてより多く考える機会を与えている。中でも、サマーキャンプと文化祭を連動させた取り組みは、中学1年次に欠かせない活動となっている。意見を出し合い、お互いの相違を理解しあう中で計画的に一つのものをつくり上げていく体験が、一人ひとりを大きく成長させている。
中学2年・3年
中学生活の中心となるこの時期では、クラブ・委員会活動に打ち込み、その中での創意工夫や試行錯誤を通して人格が磨かれることを期待し、そうした日常にあって、授業や人間関係の中で触れるさまざまな逸話・出会いが、一人ひとりの『夢』や『職業観』を抱かせるきっかけになつている。ディスカバー・マイセルフとして職業研究を進め、保護者や卒業生の講演会も開かれていている。高校進学も、将来の可能性を探るチャレンジの一つでとなっている。2回行われる三者面談を通してのSA・Aコース選択希望の確認と、その準備のための適切な受験指導は、単なる学習指導ではない『自分の生き方』を探る大切な示唆となっている。
高校1年・2年前期
生徒一人ひとりが、希望する卒業後の進路を実現していくためには『自分の進路について具体的に考えていくこと』『学校での学習を中心に大学受験に対応できる学力をつけていくこと』が2本の柱になり、そうした考えのもと、高校1年では、科目の好き嫌いで判断しがちな文・理分けを、しっかりと将来を見据えた現実味のある選択ができるよう、適性検査を実施している。
高校2年後期・3年
高校2年の9月には、保護者対象の説明会を開き、教員と保護者間での具体的な共通理解を求め、高校2年次は、クラブ・委員会活動の中心的存在ですが、生徒には、充実した学園生活を送りながら、遅くても高校2年後期からは受験態勢に入れるよう呼びかけていて、クラブ・委員会活動を引退してから受験勉強を始めるのではなく、続けながら進路について考え、また目標に向けて取り組む時間を増やしてほしいと考えている。このような試みと並行して実施している『大学訪問授業』も、より現実味のある大きな刺激となっていて、大学の先生方による模擬授業は、受験勉強を単なる『手段』から学ぶ『喜び』へと変えさせてくれる大切なじゅぎょうだ。授業をはじめ、講習、定期試験、模擬試験を通して学力を向上させると同時に、6年間の中で得た経験の末に、3回にわたり行われる三者面談を踏まえて、生徒は最終的な進路を決定している。
大学合格実績
2021年の進学実績は桐光学園のhpでみることができる。
合格・進学実績PDF
ここが注目
男女別学のメリット
男女それぞれの特質を活かす教育で高い学力と資質を持った生徒を育成。
伸ばす力を支える「男女別学」
男女により異なる理解のプロセスに応じた適切な教科指導を実践
心身ともに急速に変化する思春期の男女それぞれの発達段階に即した教育方法を各教科で実践している。同学年・同年齢でも、男女のリテラシー能力やモチベーションの高め方は驚くほど異なっていて、男子に対しては、広い展望を持たせつつ、自力で乗り越える力を、女子に対しては、上から目線ではなく、同じ目線に立ってのきめ細かさを心がけた指導を心がけている。
異性を気にすることなく、お互いがのびのびと学習できる環境
男女は道を隔てて、別々校舎で生活している。成長途上で、お互いの性の在り方の違いを尊重できる姿勢を身につけることを目指していて、男女とも中高六学年が同じ校舎を共有することで、同世代に偏ることのない交流を可能にしている。
学校行事やクラブ活動、生徒会活動など男女がお互いに協力できる場が用意されている
桐光学園ではクラブや委員会活動、文化祭や体育祭などを男女が協力して作り上げるものと位置づけていて、文化祭や体育祭の実行委員は例年、中学・高校生、男女とも多くの生徒が、年齢や性別の壁を越えて一つの行事を生徒主体で作り上げる伝統になっている。
英語教育
「英語脳の育成」英語で話す・聞く・考える
桐光学園では「世界に眼(まなこ)を開く」という創立者の志のもと、海外への修学旅行、夏休みに行われるホームステイやイートン校サマースクールプログラムへの参加そして各種英語研修を通じ、教育の国際化に取り組んでいる。また海外からの帰国生を積極的に受け入れ、在校生との交流を通じ、「多様性」を実感する機会の増加を図っている。
イートンカレッジサマースクール(短期留学プログラム)
イギリスを始めとした王族や貴族、さらには世界各国の指導や文化人を輩出しているイギリス・イートンカレッジにて行われるサマースクールで夏期英語研修を行う。「ハウス」と呼ばれる寮で生活しながら、語学・文化研修を行い、プログラムはイートンカレッジの教師によって作成・指導されるもので、英語だけでなくイギリスの歴史、文化について学ぶことができる。長年にわたって培われたイートンカレッジの人間教育がそのまま体験できる3週間。
カナダホームステイと英語研修
国際社会で活躍できる人材の育成を目指し、現地の学校で安全で充実した英語研修を行っている。現地講師の授業により、日頃とは異なる角度から語学能力を習得するとともに、ホストファミリーとの交流を通して文化・習俗・習慣を実際に知り、日本の文化などを振り返る契機としている。英語コミュニケーションの手助けをしてくれる現地の高校生との交流もホームステイの醍醐味となっている。
English Summer Workshop(サマー ワークショップ)
生徒5~6名に1人ずつ、ハーバード大学やスタンフォード大学など世界トップクラスの大学生や大学院生を選抜・招聘する。5時間×5日=25時間、英語で議論を重ねる。海外の優秀な学生と交流し「グローバル時代を生き抜く力」を養成する。(来日する学生がホームステイをするためのホストファミリーも募集します。)
TOKO English Immersion School(イマージョンスクール)
8月中旬の3日間、夏でも涼しい山梨県河口湖畔のホテルで中学2年、3年の希望者(80名程度)を対象に、ネイティブ講師の指導により集中して英語学習を行う宿泊型国内研修で、3日間でトータル21時間、"Speaking Training,Interviewing, Discussion, Activity" など多彩な内容を英語だけで学び、最終日には英語でプレゼンテーションを行う。徹底的に英語のシャワーを浴びる。
English Spring Workshop(スプリングワークショップ)
外国人講師の指導の下、5時間×3日=15時間、集中して英語学習を行うことで、語学に必要な4技能の内、特にリスニング、スピーキングの力を伸ばし、苦手分野の克服と総合的な英語運用力の向上を図つている。①Presentation Skill Programs(中学生向け)と②Advanced English Program(高校生向け)のどちらかを選択する。
二ュージーランド/オーストラリアターム留学
桐光学園と提携しているニュージーランドやオーストラリアの伝統校において、現地の中学生・高校生と一緒に通常の授業(第3ターム:タームは学期に相当)を受講するターム留学。これからの国際社会で活躍できる人材になるために、「語学力の向上」だけでなく、「異文化社会に対する寛容な姿勢と理解力」「自国文化をしっかりと発信できる力」「強い精神力と自立心」の養成を目的としている。ニュージーランドについては異なる校風の男子校4校、女子校4校から各自が留学したい学校を選択し、一般家庭に滞在するホームステイの学校と、学生寮(ハウス)に滞在する学校があり、オーストラリアについては伝統ある私立の共学校に留学し学生寮に滞在をする。
ケンブリッジ大学リーダーズ研修(短期留学プログラム)
ケンブリッジ大学の教員とフェローにより作成・指導されるプログラムで、将来グローバルに活躍するために必要なスキルを幅広く学び、Global LeadershipとCultural Understandingを研修の柱とし、科学、英国の歴史や文化、アカデミックライティングやスピーチに主眼が置かれている。ディベート・ディスカッションを中心としたアクティブラーニングの授業ではケンブリッジ大学の授業の根幹であるクリティカルシンキングが身に付き、また、好奇心を刺激するアクティビティーも充実している。プログラム中はケンブリッジ大学キャンパス内の学生寮に滞在し、大学から授業や生活のサポートを受け、最終日にはケンブリッジ大学より公式修了証が授与される。
ユニーク講習[ASSA-Academic Skills for Study Abroad]
グローバルに活躍するにはコミュニケーション能力はもちろんのこと、語学以上のものが必要となってくる。この講習では欧米の大学への留学を希望する中1~高3の生徒を対象に、現地の高校・大学・大学院で必要となる「論理的思考スキル」と「プレゼンテーション・スキル」という2つのアカデミック・サバイバル・スキルを学ぶ。また受講者全員がグローバル・スタンダードとなる英語力を測るTOFEL ITPというTOFEL模擬試験を受験する。
帰国生を支え、伸ばすさまざまなプログラム
国外での貴重な経験を持った帰国生徒の入学の機会を広げるために、中学の帰国生入試を開始して8年。入学した帰国生徒と在校生の相互交流からの効果は、当初の目的を超え、教育における「多様性」を実現する上で大きな効果をもたらしている。これからも帰国生を支え、伸ばすさまざまなプログラムで彼らをサポートし、教育の国際化、多様性の実現を目指している。
講習制度
年間約600講座の講習を用意。
希望や目的に応じて、自分だけの学習スタイルを確立できます
自らの意志で選び、受講する講習制度は、桐光学園の自主性を重んじる教育を象徴するもので、生徒一人ひとりの学力のさらなる向上に応える、豊富かつ多彩な講習を実現している。普段の授業と組み合わせることで、希望の進路へ向けた自分だけのオリジナルカリキュラムを確立することができ、また、最難関の国公立大学への現役合格を目的とする指名講習では、少人数でよりハイレベルな内容を学ぶことができる。
学びの本質である知的好奇心や探究心の喚起を目的としたユニーク講習を多数開講
ユニーク講習は、生徒の知的好奇心や探究心を刺激し、学習する楽しさを実感してもらうことを目的に開講している。多彩に用意された講習の中には、中学1年から高校3年までの生徒(男女)が共に学習できるものもあり、生徒同士が教え合うなどの環境がお互いの刺激となり、授業やその他の講習に対する学習意欲を高める効果も期待できる。
※講習内容はこちらから参照
大学訪問授業
さまざまな学問分野で活躍する国公立、有名私立大学の教授を
お招きして展開される本物の授業
生徒たちの知的好奇心を刺激し、進路選びに役立つ、他校にはないプログラム
「大学訪問授業」は、多様な学問分野における第一人者の先生方を招き、大学で実施されているのと同じ授業を体験できるユニークな授業。土曜の4時間目に年間20回実施される。先生方の熱く、真剣な授業から、参加した中学、高校の生徒達は大きな刺激を受け、「もっと勉強がしたくなった」「大学で学びたいことが見つかった」という反応はもちろん、将来就きたい職業を意識し始めたり、大学の学部・学科選択を真剣に考え始めるなど、進路選びに大きな役割を果たしている。講義の内容も年々充実。2007年度からその内容は書籍化された。
※授業内容や書籍はこちらから参照
クラブ活動
文化部・運動部合わせて49のクラブがあって、多くの生徒たちが目標に向け、がんばっていまる。全国大会への出場という実績を誇るクラブも多く、放課後の校内は、先輩の築いてきた実績を受け継ぎ、さらなる高みを目指す生徒たちの活気であふれている。
文化部
バラエティに富んだクラブが数多くあり、好きなことを追求したい、新しいことを始めたいなど、多彩に揃ったクラブが、生徒の気持ちに応えてくれる。運動部同様に、県内はもちろん、全国で優秀な成績を残しているクラブもある。
囲碁・将棋 | インターアクトクラブ | 映画研究部 | 英語部 |
園芸同好会 | 演劇部 | 合唱部 | 家庭科部 |
華道部 | 落語同好会 | 技術工作部 | ギター部 |
郷土史研究部 | 政治経済同好会 | 弦楽部 | 航空研究部 |
茶道部 | JRC | 写真部 | 吹奏部 |
生物部 | 鉄道研究部 | 電子工学部 | 美術部 |
物理科学部 | 文藝部 | 放送同好会 | 模擬国連部 |
法学研究同好会 | 競技かるた部 |
運動部
多くのクラブが県内トップレベルにあり、それぞれが全国大会という高い目標を目指し、日々の練習に励んでいる。放課後のグランドや体育館では、真剣な眼差しで練習に取り組む、生徒の輝く姿が見られる。
空手道部 | 弓道部 | 剣道部 | サッカー部 |
山岳部 | 柔道部 | 水泳部 | スキー部 |
ソフトテニス部 | ソフトボール部 | 卓球部 | ダンス部 |
テニス部 | バスケットボール部 | バトミントン部 | バレーボール部 |
ハンドボール部 | 野球部 | ラグビー部 | 陸上部 |
制服
アクセス
住所 〒215-8555 神奈川県川崎市麻生区栗木3-12-1 ℡044-987-0519
最寄駅/小田急多摩線 栗平駅下車徒歩12分
○小田急線新百合ヶ丘駅乗りかえ
○京王相模原線永山駅乗りかえ
○京王相模原線 若葉台駅・小田急多摩線 黒川駅よりスクールバス運行(若葉台より15分・黒川より5分)
学校説明会
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【中学校】 申し込みはこちらから
※校内の説明会は全て、専用WEBサイトからの予約が必要
2024年度学校説明会
第1回2024年 6月23日(日) 場所:本部棟視聴覚室
第2回2024年 7月14日(日) 場所:本部棟視聴覚室
第3回2024年9月15日(日) 場所:本部棟視聴覚室
第4回 2024年10月5日(土) 場所:本部棟視聴覚室
第5回2024年11月9日(土) 場所:本部棟視聴覚室
第6回 2023年12月22日(日) 場所:本部棟視聴覚室
中学校帰国生対象学校説明会
2024年8月10日(土)
中学校3回B(英語資格入試・T&M入試)入試説明会
2024年10月27日(日)
場所:本部棟視聴覚室 「英語資格入試」と「T&M入試」とはどのような入試か、出願資格や入学後の生徒の状況について入試担当教員が説明します。
中学校学校見学ツアー
第3回2024年10月20日(日)
場所:本部棟視聴覚室 入試担当教員1名に対して5~6家庭を1グループにして、校内を見学しながら学校を紹介します。
第4回 2025年3月16日(日) 場所:本部棟視聴覚室 入試担当教員1名に対して5~6家庭を1グループにして、校内を見学しながら学校を紹介します。
中学校・高等学校オープンスクール
2024年6月15日(土)
9:30~12:30(予定) 予約制による授業体験・クラブ体験と、予約なしでご覧いただけるクラブ展示・実演により、本校を知っていただくイベントです。入試相談コーナー、生徒による何でも相談コーナーなども設置予定です。
高等学校 お申し込みは ≫ こちら ≪
【高等学校説明会】 お申し込みはこちらから
第1回 2024年7月21日(日) 場所:本部棟視聴覚室
第2回 2024年8月11日(日) 場所:本部棟視聴覚室
第3回2024年9月 7日(土) 場所:本部棟視聴覚室
第4回 2024年10月12日(土) 場所:本部棟視聴覚室
第5回 2024年11月16日(土) 場所:本部棟視聴覚室
第6回2024年12月8日(日) 場所:本部棟視聴覚室
高等学校帰国生対象学校説明会
- 2024年8月10日(土) 場所:本部棟視聴覚室