産業廃棄物の処理・リサイクル事業を手掛ける三洋商事株式会社(本社:東京都千代田区)は、全国の小学校を対象に、SDGsや環境問題に関する授業を行う、オンライン型の授業プロジェクト『全国無料エコスクール』(エコ・すく)をスタート、2020年11月より参加校を募集する。
オンラインで開催
『全国無料エコスクール』
リサイクルサービスを展開する三洋商事は、全従業員が地球の環境問題対策に参画し、持続可能な社会づくりへの貢献に取り組んでいる。
その中でも環境教育活動の一環として、「未来に希望を抱く子供たちに環境の大切さを学んでもらうこと」を目的に、小学生を対象に環境の授業を行う「エコスクール」活動を 2009年度より継続的に行っている。リサイクルに関して多くを学べる体験学習は、これまでに全国各地で計80回以上開催している。
しかし今年2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大により「エコスクール」の開催を断念。オンラインで授業を行う『全国無料エコスクール』として開催する事を決定した。
これまでは、学校での座学及び体験実習と、当社工場の見学というプログラムで開催していた為、実施エリアが限られていたが、オンラインでの実施により、全国の小学校で展開を広げることができる。
実施概要
- 対象:全国の小学校(全学年)
※中学校・高校は要相談 - 授業時間:60分程度
- 実施期間:2020年11月~
- 授業料金:無料
- 実施方法:zoom等のビデオ会議システムで教室をつなぎ、授業を行います。
- 申込方法:ご興味のある学校教育関係者の方は、以下リンクよりお問い合わせいただくか、以下メールアドレス:地球環境・未来創造部までご連絡ください。
- Website
https://eco-suku.com/ - 問合せメールアドレス
mirai@sanyo-syoji.co.jp
※教室で実際に授業を希望する場合は、対応可能なので、上記問合せメールアドレス 三洋商事株式会社 地球環境・未来創造部までお問合せ下さいませ。
授業内容
授業はSDGsの解説や海洋ごみをはじめとする環境問題などをテーマに、三洋商事株式会社の環境保全に特化した部署「地球環境・未来創造部」のメンバーが授業は行うとの事。
授業の詳細は、学校側の希望をお伺いしたうえで、生徒の学年などを考慮しながら設定する。
<授業テーマ例>
- リサイクルについて
- SDGsについてとその例
- 海のごみ問題
- 食品ロス問題 等
千葉大学教育学部
附属小学校で
授業を実施
『全国無料エコスクール』の開催に先立ち、2020年10月16日(金)国立大学法人 千葉大学教育学部附属小学校の3年生(34名)を対象に、三洋商事株式会社 地球環境・未来創造部 部長 石田公希が授業を行った。
世界的な環境問題・社会問題とされる「海洋ごみ」について、小学校3年生向けに授業の内容をアレンジし、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の重要性や、SDGsの意味・目的などを伝えた。
参加した生徒は環境への意識も高く、約1時間にわたって行った授業では、質問や挙手も多くあがり、集中力を切らさず興味を持って参加した。
三洋商事株式会社
三洋商事は1957年の会社設立以降、60年以上に亘って、リサイクル(廃棄物処理)サービスを展開しています。
当社では循環型社会の一翼を担うために産業廃棄物の破砕・分別技術の向上と、地球環境保全を推進するために「燃やさない、埋めない」リサイクルシステムに取り組み、廃棄物の再資源化に努めています。
廃棄物を出さないゼロエミッション型企業を目指し、通信機器やコンピューター類の分解はすべて手作業(手サイクル)で行うことで、資源の有効活用を可能にし、リサイクル率98%を実現しました。
2008年に産業廃棄物処理業として初めて「エコ・ファースト企業」に認定されました。2014年には「手サイクル」の取り組みが評価され、「エコ・ファースト 環境メッセージEXPO2014」において環境大臣賞を受賞しました。
また、2020年5月にはCSR活動の強化を目的に、新部署「地球環境・未来創造部」を立ち上げています。
Website
https://sanyo-syoji.co.jp/
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