
株式会社小学館クリエイティブは、子ども向け実用書「小学生のコツ」シリーズの第3弾として、自宅学習の重要性が高まった今こそ役立つ陰山メソッドによる『明日がちょっと楽しみになるコツ 頭がよくなるひみつ』を、2021年8月27日(金)に発売した。
少しの努力で成績が上がる
メソッドを公開
「勉強ができない子はいない。できないんじゃなくて、勉強のやり方が間違っているだけ」と、本書の中で著者 陰山英男氏は話している。
「漢字をなんども書いて覚える」「応用力をつけるために難しい問題に取り組む」、このようなやり方も実は間違った勉強方法で、間違ったやり方で一生懸命努力をしても、成績は上がらない。
それどころか「どんなに努力しても成績が上がらない」と子どもたちは思ってしまい、勉強を嫌いになってしまう。
子どもたちが自分で予習できるようになるためには、「正しい勉強方法」を教える必要がある。やり方さえわかればあとは少し努力するだけで成績が上がるようになり、勉強を好きになっていく。
本書では、自身の実践を通して教育現場の常識を常に見直し、アップデートをし続けている「陰山メソッド」の勉強方法のコツを公開。
気になるコツから読み進められる本文構成になっている。


著者プロフィール

陰山英男(かげやま・ひでお)
1958年、兵庫県生まれ。陰山ラボ代表(教育クリエイター)。元立命館大学副校長。
岡山大学法学部卒業後、小学校教師に。百ます計算をはじめ、「早寝・早起き・朝ごはん」に代表される生活習慣の改善に取り組み、子どもたちの学力を劇的に向上させた。
その指導法「陰山メソッド」を教材化した「徹底反復シリーズ」(小学館)は大ベストセラーとなっている。2021年度より、これまでの実践の総まとめとなる、オンライン学習システム“K-GYM”をリリース
Website
http://kageyamahideo.com/
明日がちょっと楽しみになるコツ
頭がよくなるひみつ
2020年4月、5月、新型コロナウイルスの影響により学校は休校になり、子どもたちは自宅での学習を強いられた。
新学年の学習内容を学校で教えてもらわずに自分だけで勉強するという難しい状況のなか、基礎を徹底的に反復することで学力を伸ばす学習方法「陰山メソッド」導入校で、休校明けの子どもたちの学力を調べてみると、驚くことに多くの子どもたちの学力がアップしていた。
本書の著者の陰山英男氏によると「自分で予習をすることで授業が楽になったから」だそう。
また休校になるかもしれないという不安な状況が続く今、自宅で自分の力で学習をすることが重要になる。
本書には、子どもたちが自宅で意欲的に学習に取り組むようになれるコツが子どもにもわかりやすく解説されている。
出版概要

- タイトル
明日がちょっと楽しみになるコツ 頭がよくなるひみつ - 著者
陰山 英男 - 定価
1,320円(税込) - 発売日
2021年8月27日発売 - ISBNコード
978-4-7780-3569-3 - 発売:小学館
- 発行:小学館クリエイティブ
- 詳細
http://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b587118.html
「小学生のコツ」
シリーズ

「小学生のコツ」シリーズは、親が子どもに知っていてほしい・教えるのが難しいテーマを、著名人や専門家がこたえる子ども向け実用書。
既刊には齋藤孝先生が学校が楽しくなるコツを伝授する『明日がちょっと楽しみになるコツ 学校のひみつ』、香山リカ先生が友だちづきあいのコツを教える『明日がちょっと楽しみになるコツ 友だちのひみつ』がある。
さらに2021年10月下旬には、美文字王子の愛称で知られる青山浩之先生の『明日からきっと自信がつく きれいな字のひみつ』の発売が予定されているほか、今後も続々刊行の予定。
http://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b557836.html