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プログラミング授業支援サービス「Springin’ Classroom」にてSTEAM教育教材を提供開始。監修はSTEAM教育家 中島さち子氏。10月1日にはオンラインイベントも実施。

株式会社しくみデザイン(本社:福岡市博多区、以下「しくみデザイン」)が、指導者向け教材「つくるをたのしむレシピ(4歳〜8歳対象)」の第一弾として、STEAM教育家・中島さち子氏監修の教育教材を、2021年9月9日よりプログラミング授業支援サービス「Springin’ Classroom」にて提供開始。10月1日には教材リリースの記念として、しくみデザイン 代表中村俊介と中島さち子氏の対談イベントをオンラインで実施する。

Springin’ Classroomとは

「Springin’ Classroom」は、しくみデザインが開発するアプリ「スプリンギン」を使って、プログラミング授業を行うことができる塾・教室・学校の指導者向け授業支援サービスの事。


授業支援サービスにはプログラミングの授業をおこなうための教育カリキュラム、指導者と生徒が教材や作品データを共有・共創できるクラウド環境、オンラインによる導入・運用サポートなど、「スプリンギン」を使ってプログラミング教育を行うために必要なものをオールインワン・パッケージで提供している。

Springin’ Classroomの詳細
(2021年10月末まで無料トライアル提供中)
https://classroom.springin.org/

この「Springin’ Classroom(スプリンギン クラスルーム)」で提供している、ゲームをつくりながらプログラミングを学べる10冊のテキストに加えて、4歳〜8歳の生徒を対象とした指導者向け教材「つくるをたのしむレシピ」の提供を、 2021年9月9日(木)より Springin' Classroom内で、しくみデザインが開始した。

つくるをたのしむレシピ 
ーSTEAM編ー

探究・創造・表現の楽しさを引き出す指導者向け教材「つくるをたのしむレシピ」は、タブレット端末だけで幼児や小学校低学年の子ども達が、デジタル工作、ゲーム、絵本、楽器など、自分だけのオリジナル作品を自由につくりながら、探究・創造・表現の楽しさを学ぶことができる教育カリキュラム。

その第一弾として提供を始める「つくるをたのしむレシピ ーSTEAM編ー」は、数学オリンピック金メダリストでSTEAM教育家の中島さち子氏監修の下、4歳〜8歳の子どもたちを対象としたSTEAM教育教材となる。

Society 5.0時代に必要とされるチカラを身につけられる次世代の学びとして、文科省でも推奨されているSTEAM教育の分野であるScience(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Arts(リベラル・アーツ)、Mathematics(数学)に対する興味を、創造的プログラミングアプリ「スプリンギン」での作品づくりを通して拡げられるように設計されている。

「遊びは最高の学びである」という言葉の通り、教材の中では子どもたちの「楽しい!」「やってみたい!」を引き出すことを最優先におき、創り出す経験を通して自分で考え、創造することへの探究心を引き出していく。

STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.html

指導者が授業で活用しやすい
教材のポイント

  • 指導者が教材をヒントに生徒に合わせてオリジナルの授業を組み立てられる
  • 4歳〜8歳の生徒でも集中できる難易度・ボリューム
  • ゲームだけではなく、工作・絵本・楽器など多種多様なデジタル作品がつくれる

監修者
STEAM教育家
中島さち子氏

STEAM教育家。国際数学オリンピックにて日本人女性初の金メダルを獲得。ジャズピアニストとしても活躍。大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(遊び・学び・芸術・スポーツ)。

内閣府STEM Girls Ambassador。NY大学芸術学部ITP修士。文部科学省中央教育審議会教育課程部会委員。経済産業省「未来の教室」実証事業に多数携わる。(株)steAm代表取締役、(株)STEAM Sports Laboratory 取締役。

2018年には初の絵本『タイショウ星人のふしぎな絵』(絵:くすはら順子、文研出版)を発刊。

教材概要

探究・創造・表現の楽しさを引き出す指導者向け教材「つくるをたのしむレシピ ーSTEAM編ー」では、4歳〜8歳の生徒たちの探究心を引き出すため、STEAM教育の要素に基づき、生徒が夢中になって取り組むことができる教材ラインナップを取り揃えている。

その一部を以下にてご紹介する。

洋服の模様をかえてたのしもう

写真や描画ツールでつくったアイテムを洋服の模様として見立てて楽しみます。自分の好きなデザインの柄を組み替え、試行錯誤しながらデザインや表現力を養う。

中島さち子氏コメント

実際にいろんな模様を洋服の中にいれてみると、その人の印象がぐっと変わる。さらにキャラクターが変わった瞬間に、今度は洋服の印象が変わる。思わず、小さなお子さんでもその人のペルソナ(年代、人種、性格、雰囲気、表情など)についても色々と考え始めてしまうことでしょう。洋服を変えるだけでぱっと変わる印象を知ると、デザインやファッションの力、色や模様、配置の持つ力にも気づくはずです。

キャラクターと絵柄の色や模様、配置などとの関係がなんとなく自分なりに見えてきたら、自分の周りにいる身近な大好きな誰かを描いて、素敵な服をたくさんデザインしてあげましょう!さらに、人だけではなく動物や生物の模様もいろいろ変えることで、自然界の模様の面白さや神秘にも興味が湧いてくるはず。

さぁ、外に出て、面白い模様を探しにいきましょう!

シーソーをたのしもう!

アプリ「スプリンギン」の世界では、重力を設定することで、現実世界と同じような物理現象を再現することが可能。

アイテムの大きさと重さが比例するため、大きさの異なる動物をシーソーに乗せていき、バランスを取りながら遊ぶことによって、重さの原理を感覚的に学ぶことができる。

中島さち子氏コメント
シーソーでネズミとゾウの重さ比べをして楽しめるワークです。現実世界ではネズミはゾウに重さでは勝てませんが、スプリンギンでは、ネズミのアイテムを大きくしたり、ネズミをたくさん複製したりして、ゾウと重さ比べをして楽しむことができます。

「実際の世界でも小さなネズミ一匹でどうすればゾウにシーソーで勝てるかな」など、ちょっと物理的なことも考えながら試行錯誤して遊んでみると、自然といろんな世界が見えてきます。また、自分で好きな動物や虫やお友達を描いて対決してみるのも面白いですし,公園のシーソーで実際にやってみるのも楽しいかもしれませんね。

空想の世界だから起こることもあるし、現実世界とそっくりなこともある。このように、レシピと身近な遊びでの体験を通して、多くの学びや発見・発明を生み出しましょう!

跳ね返りをたのしもう!

形状が異なるアイテムに跳ね返る力を設定し、ぶつかったり跳ね返ったりする様子を見て楽しめる。

現実の世界では摩擦があるが、スプリンギンの世界では跳ね返る力に対し、その動きを遮る力を意図して用意しない限り、跳ね返る力が継続され動き続ける。

このデジタルの世界ならではの体験を通して、物理的な力の存在への気づきや興味を拡げていくことができる。

中島さち子氏コメント
デジタルの世界だからこそ起こる不思議な動きや揺らぎを楽しみ、形の違いによってどんな動きが起こるか、試してみるのもよいでしょう。とがったところ、丸いところ、でこぼこのところ・・・多様な「形」が何かにぶつかったときの「動き」を通して、「形」が持つ特性・特徴を改めてとらえることもできるかもしれません。

また、現実世界と比較することで、摩擦や弾性率などの持つ意味も、体験的に理解していくことができ、その背後に眠る不可思議な科学、素材による違い、重力の影響などをデジタルとアナログの両方で試行錯誤を通じて試してみると面白いですね。

スプリンギンを使ってデジタルでいろんな絵を描いてぶつけてみたり、アナログでもいろんな素材で様々な形をつくってぶつけて試してみる。その結果を記録して、多様な「大発見」に繋げていってもらえたらと思います!

これらの教材は全てSpringin’ Classroom内で、2021年9月9日より提供を開始。10月31日まで無料トライアルを実施しており、無料でお試す事が出来る。

Springin’ Classroom
無料トライアルお申し込みはこちら
https://classroom.springin.org/

中島さち子氏によるスプリンギン推薦コメント

「つくる楽しさが溢れる魔法の道具箱」

大好きなワクワク STEAMツール、スプリンギン。まさに「誰もがクリエイター!」のコンセプトを具現化した、とても直感的な、でもプログラミング的思考のコアがつまった、ビジュアルプログラミング言語です。

難しいプログラミング言語など習わなくても、みんな自由に、自分のアイディアでゲームや動く絵本を作っていくことができます。娘も大ハマり!どんどん夢中になっていきました。<つくる>のワクワクドキドキが溢れる魔法の道具箱。ぜひ、あなたも試してみてください!

リリース記念
対談イベント

教材リリースの記念として、株式会社しくみデザイン 代表中村俊介(芸術工学博士)と、教材監修をした STEAM教育家 中島さち子氏の対談イベントが、2021年10月1日オンラインにて開催される。

「STEAM教育がいまいちよく分からない」「なぜ今、STEAMなのか」などよく聞かれる疑問も分かりやすく解説。教育現場で実践できるSTEAM教育のポイントなどを紹介する。

イベント概要

  • 開催日
    2021年10月1日(金)
  • 時間
    14:00-15:30
  • 講演者
    株式会社しくみデザイン 代表取締役 中村俊介(芸術工学博士)
    株式会社steAm 代表取締役  中島さち子(STEAM教育家、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー、国際数学オリンピック 金メダリスト)
  • 参加費
    無料
  • 対象者
    塾・教室・学校などの教育関係者の方
  • 開催方法
    Zoomを用いたオンライン開催
    (参加申込者へURLをメールでお知らせします)
  • 詳細・申込
    https://classroom.springin.org/post-advertisement/211001

株式会社しくみデザイン

「みんなを笑顔にするしくみをデザインする」という企業理念の下、2005年に、現代表の中村俊介が設立。ユーザー参加型コンテンツのパイオニアとして、1,500件以上の実績数を誇る。

米インテル社主催の世界的コンテストでのグランプリ、第13回 日本e-ラーニング大賞 部門賞、EdTech Japan Global Pitch 2017など、国内外での受賞多数。

2020年度から文部科学省、総務省及び経済産業省による全国の小学校でプログラミング教育の充実化を図る取り組み「みらプロ」へ協力企業として参加し、プログラミングアプリSpringin’を通じて子ども達にプログラミングで創造する楽しさを体験してもらい、日本のモノづくり産業の未来を担う創造的人材を育成することに力をいれている。

  • 所在地
    〒812-0011 福岡市博多区博多駅前4-8-15 博多鳳城ビル401
  • 設立
    2005年2月
  • 代表者
    代表取締役 中村 俊介(芸術工学博士)
  • 事業内容
    テクノロジーとデザインによる体験型コンテンツ及びシステムの開発。ビジュアルプログラミングアプリSpringin’や直感的な操作をもとに身体を動かすだけで楽器演奏を行うアプリ「KAGURA」等の開発・販売。
  • Website
    https://www.shikumi.co.jp/
  • この記事を書いた人

Team Little-Big

フリーランスPRエージェント、ライター、翻訳や通訳業務等。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/

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