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光村図書×フジテレビ 初コラボ! 宮沢賢治の「やまなし」を「デジタル紙芝居」で配信開始 

株式会社フジテレビジョンがコロナ禍におうち応援プロジェクトとして開始した「デジタル紙芝居」の制作に、小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社が協力。光村図書出版 小学6年生向け国語の教科書で採用している宮沢賢治の「やまなし」が、2023年9月15日より配信されてた。紙の教科書で親しんだあの物語が、アナウンサーの音読とオリジナル作画のデジタル映像で再現される。

宮沢賢治「やまなし」

宮沢賢治の短編童話「やまなし」は、宮沢賢治が生前発表した数少ない童話の1つであり、1923年に岩手毎日新聞に掲載された。

光村図書出版では、1971年より国語の教科書で教材として採用。現在は小学6年生の国語の教科書に掲載されている。

物語は、五月と十二月の2つの章に分かれており、谷川に住むかにの兄弟が、かわせみや山梨などの自然の現象に出会う様子が描かれている。

「クラムボン」などの不思議な表現が使われており、幻想的な情景描写から、宮沢賢治の人生観や哲学などを感じさせる作品。

デジタル紙芝居
「やまなし」

デジタル紙芝居は、コロナによって増えた「家で過ごす時間」を豊かに楽しく、親子や兄弟で過ごしてもらえるようにと、2020年よりフジテレビ公式 WebsiteとYoutubeにて配信されている。

2023年9月15日より配信された「やまなし」の他にも、宮沢賢治作品からは「注文の多い料理店」が配信されている。

また「ブレーメンの町楽隊」「ごん狐」などの有名な童話、全9シリーズが「デジタル紙芝居」にて公開されてる。

さらに2023年10月1日には、新たな読み手がラップ調で送る「新感覚やまなし」バージョンも公開予定。

デジタル紙芝居「やまなし」
読み手他

  • 読み手
    • 全体ナレーション
      内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
    • かに父
      立本信吾 (フジテレビアナウンサー)
    • かに兄
      西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)
    • かに弟
      三上真奈 (フジテレビアナウンサー)
  • 挿絵
    杉山宏樹(フジテレビ美術制作局)
  • 企画
    フジテレビアナウンス室&CSR・SDGsプロジェクトチーム
  • 制作協力
    フジクリエイティブコーポレーション
    光村図書出版
  • Website
    https://www.fujitv.co.jp/csr/kamishibai/index.html

「やまなし」を
選定した理由

「やまなし」は、50年以上も教科書に掲載されている作品です。今、学んでいる子どもたちだけでなく、親や祖父母世代の中にも教科書で出会った記憶がある方は多いのではないでしょうか。

子どもたちには、自分の思いを自由に表現できるという朗読の楽しさを知ってもらい、大人の方々には、子どもの頃に抱いた感想との違いを楽しんでもらいたい。そして、世代を超えて作品世界について語り合ってほしい。それにぴったりなのがこの「やまなし」だと思います。

フジテレビ美術制作局の杉山さんによる挿絵は、教科書のものと一味違い、独自の世界観が出ています。このように、読み手によってさまざまなイメージを描けるのも、この作品を選んだ理由の一つです。

※挿絵の制作現場に光村図書のスタッフがお邪魔したメイキング動画はこちらです。

  • この記事を書いた人

Team Little-Big

フリーランスPRエージェント、ライター、翻訳や通訳業務等。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/

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