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小学校高学年以降、約2人に1人が家族団らん減少。塾・習い事や友人関係が原因(アンケート調査結果)

小学生の子どもを持つ男女400名と、中学生の子どもを育てた経験のある男女100名を対象に、「小学校の卒業と家族時間に関する調査」を株式会社スタジオアリスが実施した。その結果、小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間が減少していることが判明。家族の時間を確保するための工夫や、子どもと過ごす時間に対する不安なども明らかになった。

調査概要

  • 調査テーマ
    小学校の卒業と家族時間に関する調査
  • 調査方法
    WEBアンケート調査
  • 調査対象者
    計500名
    全国の小学生の子どもを持つ男女400名
    全国の中学生の子どもを育てた経験のある男女100名 
  • 調査実施日
    2021年11月2日~4日
  • 調査主体
    株式会社スタジオアリス

調査結果
トピックス

  1. 小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間減少。塾・習い事や友人関係が原因
    家族時間を増やす工夫「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」親離れを感じた瞬間エピソード5選
  2. 小学生に調査!親としたいこと1位「お出かけ」2位「ゲーム」 8割以上が家族時間に満足
    1位「お出かけ(63.0%)」2位「ゲーム(44.5%)」、3位「一緒にご飯(42.8%)」
  3. 成長に伴い、8割以上が家族で写真を撮る機会減少。「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」
    先輩ママパパの後悔「結婚式で使える子どもの頃の写真がない」「入学式、卒業式の写真がない」
  4. 9割以上が小学校の卒業式に出席したい。卒業式の写真を残したい親も9割以上
    理由「大切な節目だから(89.5%)」「思い出になるから(74.0%)」
  5. 先輩ママパパが伝授!小学校卒業後に準備しておくべきこと
    「スマホやゲームなどの時間や使い方のルール」「親離れの覚悟」

調査結果詳細

家族の時間について

小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間減少。塾・習い事や友人関係が原因

子どもが小学校高学年になって以降、中学に入学するまでに、家族で過ごす時間が減っているかについて聞いたところ、約2人に1人が「感じる(18.8%)」「どちらかといえば感じる(29.2%)」と回答した。

家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子どもが友だちと遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が挙げられました。家族以外のコミュニティができたことで、自宅にいる時間が減少しているようだ。

また、「子どもが一人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数あった。

家族と過ごす時間を増やすためにどのような工夫をしているかについて質問すると、「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」「毎日の出来事について子どもの話を聞く(56.4%)」を意識している人が多いことが判明。

暮らしの一部の時間を使って、毎日子どもと向き合う時間を設けていることが見てとれる。

家族の時間を確保できるように様々な工夫をしている人が多い一方で、子どもと過ごす時間に対する不安や悩みについて聞いてみると、反抗期真っ只中な子どもとの接し方や子どもの思考が読み取れないことへの不安などが寄せられた。

また、子どもが成長したことで「距離を置かれた」とショックに思ったエピソードを募ってみると、子どもの素っ気ない態度や、一緒の行動を嫌がるといった子どもの反抗的なシーンが寄せられた。

子どもと一緒に
過ごす時間の不安・悩み

  • 「反抗期ということもあり、甘えたい時とそうじゃない時の判断がつかず、対応に困ることがある」(東京都・45歳・女性)
  • 「宿題したか、歯磨きしたか、片付けて、などの小言ばかりになってしまう」(富山県・39歳・女性)
  • 「受験生のため、話題が勉強や受験のことになると反抗的になることがある」(東京都・39歳・女性)
  • 「最近誰と仲が良くて、どこで何をして遊んでいるか把握しきれないこと」(山形県・42歳・男性)
  • 「踏み込んだ話をしても、子どもにとって適切な回答ができるかわからなくて怖い」(兵庫県・51歳・男性)

子どもに距離を
置かれた瞬間

  • 「小学4年生になって、昨日まで一緒にお風呂に入っていたが、突然、お風呂の内鍵が掛かっていた」(兵庫県・66歳・男性)
  • 「どこかに行こうと言った時に、一人で行ったら、と言われたとき」(兵庫県・64歳・男性)
  • 「家族と出かけるより、友だちとの遊びを選ぶようになってきた」(大阪府・54歳・男性)
  • 「話しかけても上の空で、全く興味を持っていないと感じた瞬間」(兵庫県・61歳・女性)
  • 「学校の授業参観に来るなと言われたり、登下校時にわざと無視されたりします」(東京都・45歳・女性)

小学生に調査
親としたいこと

小学生に、家族と一緒に過ごす時間に満足しているか尋ねたところ、8割以上が「満足している(25.0%)」「どちらかといえばそう思う(59.3%)」と回答した。

親とどのようなことをして家族の時間を過ごしたいかを調査したところ、「一緒にお出かけしたい(63.0%)」に最も票が集まり、「一緒にゲームがしたい(44.5%)」「ご飯を一緒に食べたい(42.8%)」が続いた。

コロナ禍による外出自粛の影響していると推測できるが、自分が楽しいと感じることを共有したい気持ちや、親と過ごす日常を大切にしたいという子ども心がうかがえる。

家族で写真を
撮る機会減少

子どもが成長するにつれて家族で写真を撮る機会が減っているかについて聞いてみると、8割以上が「感じる(43.0%)」「どちらかといえば感じる(38.6%)」と回答した。

家族で写真を撮る機会が減っていると感じる理由には、「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」「家族が揃う時間が減った(48.8%)」が多く挙げられた。

また、「子どものイベント事が減った(42.4%)」や「子どもが恥ずかしがるようになった(41.9%)」にも4割以上が回答した。

写真撮影に関する後悔

  • 「上の子ばかりが写真に残っていて、下の子の写真が少ない。下の子をもう少し撮っておけばと思う」(鹿児島県・60歳・男性)
  • 「入学式、卒業式の写真がない。もっと子どもに寄り添う努力をすべきだった」(東京都・69歳・男性)
  • 「結婚式の時に、幼少期の写真を探しても見つからなかった時に後悔した」(千葉県・59歳・男性)
  • 「片方のデジカメのデータを間違って消してしまった時。色々な媒体で残しておかないと、と思いました」(和歌山県・50歳・女性)
  • 「学校で小さかった頃の写真の提出を言われた時、当時の写真が残っておらず子どもに寂しい思いをさせてしまった」(福岡県・51歳・女性)

卒業式

学校最後の大きな区切りとなる行事「卒業式」は、子どもの写真を残せる絶好の機会。そこで、現在小学生の子どもがいる親を対象に、小学校の卒業式について調査した。

小学校の卒業式に出席したいと思うか質問したところ、9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」と回答。

また、卒業式の写真については、「思う(73.5%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」を合わせた約95%もの人が写真を残したいと回答した。

写真を残したい理由については、「大切な節目だから(89.5%)」が最も多く、続いて「思い出になるから(74.0%)」「成長を感じられるから(67.2%)」に票が集まった。

子どもの卒業式の写真を今後も撮りたいかについて聞いてみると、こちらも9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(23.3%)」と回答。

子どもが成長して写真を撮る機会が減っているからこそ、小学校、中学校、高校と訪れる大きな節目の「卒業」の写真を残して、子どもの成長を実感したいと考える親が多い事が予測される。

小学校卒業後

調査では小学校卒業から中学校入学までに準備しておくべきことについて質問した。必要な物から、心構えまで様々な意見が寄せられた。

  • 「いじめなど学校に行けなかった場合の対処法、親の決意」(新潟県・56歳・女性)
  • 「お金。制服に体操服、鞄などの購入に沢山飛んでいきます」(和歌山県・50歳・女性)
  • 「スマホやゲームなどの時間や使い方のルール」(神奈川県・52歳・男性)
  • 「急に親離れしていくので覚悟しておいた方がいい」(東京都・66歳・男性)
  • 「中学校進学準備のための塾通いとスポーツの両立」(東京都・68歳・男性)

スタジオアリスについて

スタジオアリスは、こども専門の写真スタジオ。全都道府県480店舗、海外2店舗 (2021年2月期) 展開する。

スタジオアリスでは、お子さまの「旅立ちの日」を思い出に残す「小学校卒業記念」撮影もご用意している。

スタジオアリス Website
https://www.studio-alice.co.jp/

  • この記事を書いた人

Team Little-Big

フリーランスPRエージェント、ライター、翻訳や通訳業務等。 インタビュー記事 https://ledgeweb.com/740/

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